はじめての転職
これはいわゆる退職エントリというやつです。
転職します!!!
最終出社日でした!!
— 菊池紘@FlutterKaigi (@kikuchy) 2022年3月4日
長らくお世話になりました!! pic.twitter.com/o3fd8y5yU1
3/4が最終出社、4/15まで有給消化、4/18から勤務開始です。
概要
株式会社Diverseを離れ、株式会社LayerXに就職します。
退職の理由
2014年にミクシィに新卒入社した頃から、ぼんやりと「自分は3-4年程度で転職するだろうな」と思いつつも、現職が過ごしやすくてついつい長居してしまっていました。
Diverseがミクシィグループを離れる際もDiverseについてきたくらいだったので、自分的には相当お仕事しやすかったわけです。
(ミクシィからDiverseへの転籍のことは2018年の振り返りにちょっとだけ書いてた)
kikuchy.hatenablog.com
引き続きDiverseでお仕事を続けることも考えていたのですが(というかそれが一番だったわけですが)、生活していればだんだんとライフステージも変わってくるというものでして。
- マッチングアプリというドメインへの興味の減退
- 全く無いわけではないけれど、昔に比べては相当に薄れてきた、という感じ
- 古参のメンバーが新しい道に進むのを見ていて、触発された
- いつの間にか自分が古参の一人みたいになっていたのに戸惑いを覚えたのも一因
- 以前から(それこそ大学生だった頃から)DXが進まない社会にもどかしさを覚えていたので、それをやりたい気持ちが大きくなってきた
そういったことの積み重ねで、他のことをやってみたくなっていたのでした。
Diverseでの歩みと思い出
Diverseを知ったのはミクシィに新卒入社してからでした。
それもそのはず、Diverseが会社としてできたのは、私が入社する5ヶ月前だったのです。
LINEからYYCとyoubrideというサービスがミクシィに譲渡される際、それらをまとめて会社化したのがDiverseでした。
元々、ミクシィではアプリをたくさん作るためにエンジニアを集めていた、という背景があったため就職を決めたのでしたが、ゲーム事業がヒットしており、内定から入社までの間にその必要がなくなってしまっていました。
入社後の改めての事業説明の中でDiverseを知り、マッチングサービスに興味が持てそうだった&新卒研修最後の発表会でDiverse向きだと人事部に判断された、というのもあり、Diverseでキャリアをスタートしたのでした。
初めはYYCのメンテナンスから始まりました。
途中で半年ほどミクシィのゲーム事業部に異動することもありましたが、戻ってきた時も暖かく迎えてくださったのを覚えています。
(壮行会で「また戻ってきてお役に立ちます」的なことを言ったのですが社交辞令と思われていたようで、「本当に戻ってくると思っていなかったので嬉しい」と、当時の取締役の小久保さんに言われたのを思い出しました)
Androidエンジニアとしてのキャリアを積むことを決めたのもDiverseがきっかけでした。
社内に専任のAndroidエンジニアがおらず、自分がAndroidの専門家になる需要もあるだろうと踏んだためでした。
また、丁度その頃は会社が従業員とのアライアンスを作ろうとしていた時期だったため、
「Androidの道で専門家になって会社の名前を売ります。その代わり、Android関係のタスクを優先して回してほしい、勉強会とかの登壇に業務時間を使わせてほしい」
という旨をお願いしたように記憶しています。
おかげさまで色々な勉強会などに登壇でき、それが高じて『Androidテスト全書』の執筆に参加させていただくまでになりました。
peaks.cc
Flutter関連でいろいろな経験を積めたのもDiverseのおかげでした。
developer.diverse-inc.com
上記記事のように、2018年時点でFlutterを採用する機会に恵まれたのです。
まだ国内ではほとんど採用実績がなかったテクノロジーの採用ができたのも、新しい技術に投資をするDiverseの環境によるものだと思います。
そんな挑戦と成長の機会をたくさん得られた環境でした。
離職も決して後ろ向きな理由ではなく、何かあれば戻ってきたいと思える、そんな会社です。
津元さんをはじめ、関係者の皆さま。お世話になりました!本当にありがとうございました!
転職先の選定理由
以下を最低限の選定軸としていました。
- 人間の本能を充足するジャンルである(3代欲求+衣食住)
性・恋愛- Diverseがこのジャンルであるため、今回はこれ以外のジャンルから探すことに
- 食に関わること
- 睡眠に関わること
- 衣料品に関わること
- 住居に関わること
- またはそれらの礎になるジャンルである
- 経済・金融
- ニュース・情報
- 社会インフラ
- 医療
- いわゆるWeb系である
- ソフトウェアで課題を解決しようとしている
- 先進的な働き方ができる
- 最低でもフレックス(フルフレックスならなお良い)
- リモートワーク可能(フルリモートでなくても良い)
- 勉強会の準備を業務時間中にできることは最低要件
- スーツではない
- 新しい技術の取り込みに積極的であるなどなど
また、複数社の内定が出たとしたら、最終的には以下の優先順位で候補として取り上げることにしました。
- より成長性があると思われる方を優先する
- 事業の進め方や、ターゲットとしている領域なども勘案
- より興味を持てる事業を優先する
- モチベーション高く仕事できるかどうかの重要な要素なので
- 提示金額、SO量が大きい方を優先する
- スタグフレーション気味の今の日本で生活を維持するため、大事な要素
- 社内の雰囲気が好みである方を優先する
- ワクワクした雰囲気があるとか、熱気を感じられる方が良い
- 勉強会やコミュニティ活動に積極的である方を優先する
- FlutterKaigiの活動などに勤務時間を割いても問題ないか
- 実質的な勤務時間が短い方を優先する
- 定時が短いとか、フレックス制の規定勤務時間を割っても減給がないとか、そんな規定がもしあるなら…
- 「実質的に出勤時刻が固定されていない」方を優先する
- 「フルフレックスでも、毎日10:00に朝会がある」などは、それまでに出勤しないといけないため優先順位を落とす
- 新しい挑戦ができるならそちらを優先する
- エンジニアとしての枠は広げていきたい
それらの選定軸と優先順位を元に、最近目にするイケてる会社さんのお話を数社聞かせていただきました。
こちらから関係者にお声かけさせていただいた所もあれば、ちょうど良いタイミングでスカウトレターを送ってきてくださった所もありました。
(そういう意味では、DMでのリクルートというのも重要なチャンネルですね。普段は鬱陶しいですが、もし転職を考えているところに当たれば話を聞いてみようとなりますから)
有難いことにいくつかの会社さんからお声かけをいただきましたが、一番今の私に合っていそうだったのがLayerXさんだったため、そこに決めることとなりました。
2021年の振り返り
ここ数年は年を明けてから振り返りをポストしていましたが、今年こそは年内にポストできました。やったね。
働き方
いわゆるコロナ禍のため、引き続き在宅勤務が主な一年でした。
自室に作業スペースがないため、いろいろな騒音に晒されながら仕事しています。
そんな中、なんとホテルぐらしできることになったので、ホテルを点々とするというなかなかできない経験をしました。
どんなホテル暮らしをしていたのか、詳細は当該記事をご覧いただくとして、感想としてはとても楽しかったです。
やはり私にワーケーションは難しい。
秋頃から緊急事態宣言も解除され、出社する機会も増えました。
やはり直接話すと話が早く進むことが多いように感じます。
FlutterKaigi
前々からずっと「DroidKaigiのようなFlutterの日本規模のカンファレンスが欲しい」と言い続けていたのもあり、言い出しっぺとして企画、開催させていただくことと相成りました。
想像より多くの方々にご助力いただき、参加していただき、無事に終了することができました。
関係者の皆様、登壇者の皆様、ご視聴いただきました皆様、本当にありがとうございました。
開催に際しての思いはこちらのスレッドにつらつらと。
カンファレンス、大変だったけど、言い出して関係者の皆様と一緒にやってきて良かったなーーーーってすごく思います。
— 菊池紘@FlutterKaigi (@kikuchy) 2021年11月30日
以外ちょっとつらつらと。
私はリモートワークができると嬉しいタイプの人間ではありますが、人と直に会うことにも価値があると思っています。
こちらのnoteでも指摘されていることで、「臨場性」には暴力性があります。
安定した意欲の回復には、繰り返し「臨場性の暴力」に曝される必要があるのだろう。欲望の起源は他者であるとして、欲望の活性化をもっとも促進してくれるのは暴力だ。もう少していねいに言い直すなら、「臨場する他者からの、ほどほどの暴力」ということになる。
カンファレンスで共有される知識を手に入れるだけであれば録画を見ればそれで済みます。公開されたスライドを見るだけでもいいかもしれません。
学んだことを活かしてみよう、自分もこの道に進んでみよう。そう思う為には臨場性が必要だと思うのです。
3月くらいからFlutter Meetup Tokyoのssoejimaさん、Flutter Meetup Osakaのjiyuujinさんと少しずつ準備を始め、ようやく花開いた大型イベントの芽。
来年もやります!
もっとFlutterの界隈が盛り上がって欲しいな。
外部発表
docs.google.com
docs.google.com
docs.google.com
docs.google.com
年の前半に集中してますね。後半はFlutterKaigiの準備で忙しかった為だと思います。
英語
一昨年、昨年に引き続き英語を頑張っていました。た。
残念ながら職場に英語で話してくれる方がいなくなってしまったため、今は特に英会話せずに過ごしています。
せっかく多少話せるようになったので、英会話は続けていきたいです。
今はフォニックスちゃんとやってみようと思っています。
エンジニアリング
引き続きFlutterやってます。もうFlutter歴3年を超えました。
業務では最初にFlutterを導入したプロダクトにもう一度異動したため、状態管理手法をStateNotifierにするとか、providerからriverpodに移行するとか、中身のモダナイズを頑張っています。
あとは品質の問題が大きくなってきてしまっているため、自動テストを導入したかったり。
ぜんぜんちゃんといい感じの設計ができている気がしない。
個人開発はあまりやっていた記憶がない・・・
NextJSとかRemixをいじってみたり、何かしらのチュートリアルをやってみる、的なことばかりだった気が。
あとPure DartなNESエミュレーターを作ろうとしてみたり、Alt Dartを作ろうとしてみて気力が尽きました。
ちょっとした危機感として、これ以降もスマホアプリエンジニアとして食っていけるのか、需要が持続するのか、と思ったりしています。
それなりにスキルはあるつもりでいるので、多少需要が落ち込んでもしばらく食い繋ぐことは十分可能だと思ってはいます。
が、そのうちスマートフォン以外のデバイスが普及し始めたら、そちらの方がメインストリームになるのでは?
PCからスマホへのシフトが2010年台前半に起きていたので、それから10年、そろそろ別のファクタのデバイスが普及していく可能性は十分にあるし、その時期も近くなってきているんだと思います。
多分Voice UIとかAR/VRとかだと思うので、音声認識フレームワークとかじっておくとか、3DCGを齧っておくとか何かしたいと思いつつ。
それか、ジャンルが変わっても役に立つ、基礎能力というか、データ構造とアルゴリズムにもうちょっと詳しくなっておくとか。
元々Webのフロントから入って、サーバー、スマホアプリと色々かじってきましたが、大学の授業以外にそうした基礎的なことをしないまま来たので、スキルセットの薄っぺらさというか、そういう自信のなさが危機感につながっているのでは、とも思えるので。
健康
元々虚弱体質ですし、年齢的にもやはり気になる身体の健康。
会社近くの整体に通い始めました。
今までは家族ぐるみでお世話になっているマッサージ師さんに1-2ヶ月に1回施術していただいていたのですが、通勤経路などから外れるため時間が合わず、通える回数がどうしても減ってしまうため、頻繁に施術してもらい根治を目指すことが難しい問題がありました。
整体でお馴染みのポキポキやってもらうのに加えて、EMSでインナーマッスルを鍛える、というのを試しています。
だいぶ姿勢も良くなってきた気がします。
ホテル暮らし中はたくさん歩いて健康的に過ごせたため、それ以降は土日にあちこち買い物がてら散歩に出かけたりしています。
買い物に行く、という目的があるので歩きに出るのも苦では無いですし、途中で物を食べたりする楽しみもあってとても良い感じです。
代償として財布の中身は寂しくなります。健康にはお金がかかりますね(違
そのおかげか、ワクチンの2回目の副反応以外で寝込むようなことは全く無い1年を送ることができました。
とはいえ土日に歩いているだけではどうも運動量が足りない様子。
先週何やっていたかとかをさっぱり忘れていたりと記憶力に怪しい箇所が出てきたり、疲れやすい状態が続いていたり。
平日も運動しないといけないんですが、運動もして仕事もして、という切り替えが全然できず…
気力が保たないんですよね。何か一つ終わった後、すぐに別のことに取りかかれない。
これも運動量を増やせば解決したりするんでしょうか。
資産運用
昨年と変わらず米国株をやっていて、日本の投資信託も買い始めました。投信はノーロードのものばかり。
まだ一度も売っていません。長期保有して贔屓の企業などを応援したい、という感じです。
そろそろポートフォリオの組成をちゃんと考えないといけない。
債権とかも組み入れてバランスを取れるようにしないと。
抱負
エンジニアリングのところでも書いた通り、何か新しいことを始めなくては、という危機感があります。
とりあえずは来月中に3DCGをかじってみるくらいはしてみたいと思います。
あとは競技プログラミングのコンテストに参加してみるとか。
健康の改善もしていきたいです。土日に歩く以上の運動量の確保が当面の課題。
自分周りでそうした問題が多いので、とりあえずはそれらを改善して、もっと広いところに目を向けられるようにしたいです。
まとめ
2021年も大変お世話になりました!
2022年もお願いしたします!!
ホテル住まいをしている話 最終回
ポストが遅くなってしまいました。
の続きです。
いよいよフィナーレ。
30日間のホテルぐらしもいよいよ終わり。
ラストスパート(?)をかけました。
場所
柏の葉(千葉)
前回の週末を過ごした場所でもあります。
遠くからとんぼ返り、というのは癪なので、滞在できる最大期間の3泊いました。
柏の葉は千葉の文京区というか、子育て世代が多く、学校もあって治安も良さそう。
開発された時期も比較的最近のようなので、駅前の設備なんかもピカピカでした。
それなのに自然はたくさん残されていて、かつ、野放図ではなく手入れされている、丁度よい人工感があります。
朝に自然公園を散歩しちゃったりして。
途中で会ったワンちゃんにご挨拶させてもらったりしました。
朝からお散歩しました。大きな自然公園で、空気も良かったです。
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月15日
お散歩中のわんちゃんにご挨拶したりして楽しかった pic.twitter.com/7iQUhD1kiy
バラ園があったり。多分シーズンのお終いごろなのかな、枯れかけの花が多かったですが、まだほんのりと香りがします pic.twitter.com/OfGatngUrZ
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月15日
ご飯は主に駅前のららぽーと頼りでしたが、移動すれば他にも飲食店はあるようでした。とは言え、国道16号線沿いなので、車か、せめて自転車がないと移動が辛いところ。
東京と比べると土地が広い。良いところでもあり不便なところでもあり。
複数の地域の比較ができてよい機会でした。
さらば柏の葉!!
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月16日
なんか駅の周りだけでも良い感じの場所がたくさんあって良い土地だった pic.twitter.com/d5F8BcUOK9
銀座(二回目)
もうアッパークラスを除く都内のホテルは回りきってしまったので、次はどこにしようか悩みました。
結局は部屋の綺麗さと大浴場の有無が決め手で、銀座にもう一度泊まることに。
とはいえ、ホテルとオフィスの往復でした。
オフィスからの帰り道に立ち寄ってテイクアウトのお惣菜を買わせていただいた、日比谷公園付近のお店がサービス良かったので記憶に残っています。
春秋ツギハギさん
shunju.com
おかげでお腹いっぱい夕飯を食べられました。
五反田(二回目)
週末は、露天風呂がありかつ食事の選択肢が豊富な五反田へ。
なんと言っても駅前にある東急ストアが心強すぎる。
大学の研究室のリモートOB会や、会社のつながりでお世話になっているイベントの飲み会にリモートで出席するなど、リモート会議三昧の週末でした。
空き時間に少し駅の反対側を歩き回るなどしました。
高そうな住宅が立ち並ぶ一角にかなり大きな空き地があるなどしていて、この土地って投資用に取得できたりしないかしら、とか思っていたりしました。思っていただけ。
こういうとき、何かしらの事業をやっている会社と行動力を持っていれば何かできたのでは、とか後から思ったりします。
散歩していたらビルの中に神社が収まっていたりする、現代的?な光景を見つけました。
散歩中に見つけたビルの中に突然現れた神社
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月19日
その中にまた小さな神社があったりして面白い構造してました pic.twitter.com/gjMmAiYgir
このあたりもいい土地だったなぁ。
銀座プレミア
最後が近いので、思い切ってアッパークラスを取ってみました。
新橋も近ければ築地も近い。
結局、休日は新橋には行かず有楽町や築地に入り浸っていましたが、西京漬の良いお店を見つけられたのでよかったです。
平日はずっと部屋で仕事してたのであまり周辺は回れていません。
六本木
最後です!
思い切って(ry
ただし一泊のみ。
夜到着の朝出発なので、あまり街歩きはできていません。
六本木はメルカリさんと元Googleの街、というイメージしかない(つまり六本木ヒルズ周辺にしか行ったことがない)ので、周辺を歩くのは初めてでした。
驚いたのは、意外と人が居ないこと。
ホテルが六本木一丁目駅周辺だったというのもあるかも知れません。
繁華街と聞いていたので、シンとした住宅街に驚いたりしました。
ホテルに着くのが20時以降だった、というか用事が終わってオフィスを離れたのも20時以降だったため、店舗を見つけての夕食の確保は早々に諦め、デリバリーを頼むことに。
まあ諦めるまでの間にしばらくホテル周辺を見て歩いていたのですが、繁華街方面はさすがに人が多かったです。
緊急事態宣言が終わったということもあってか、酔っ払っていると見られる若い(若めな?)人が多い。
皆さま、大声で喋ったり騒いだり。
30日間都内をふらついていても健康そのものだった私の脳裏に初めて「コロナ」の文字が浮かびました。
繁華街方面からは早々に退散。
帰り道にあったミートパイのキッチンカーから美味しそうな香りが漂ってきていたので、一つ買わせていただきました。美味しかった。
さあホテル暮らし最後の夜だ!!六本木に来たぞ!!
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月22日
新しい建物と古い建物が交互に並んでいたり、新しい建物は軒並み効高価そうな繁華街を見るとバンコクを思い出しますな…
2枚目は路上でミートパイ売ってたキッチンカー。パイ美味しかった😋 pic.twitter.com/uJwmZSsrLl
あと、部屋には何故か玉手箱がありました。
なんなんだこれは…
翌日は荷物を引きずって会社まで徒歩出勤。
やっぱりキャリーを引きずっていると歩くのが遅くなりますね。
これにてホテルぐらしは終了。
その日の晩は実家に帰りましたとさ。
総まとめ
1ヶ月ずっとホテル生活、しかも都内+アルファを転々とするという、長期出張でも無い限りはなかなかできない生活を体験できました。
いわゆるIT系の仕事をしているので、仕事は場所を選びませんでした。逆に言えば基本的に出張などという機会も殆どないわけです。
大型カンファレンスなどがあれば出張の機会はありますが、それでも数日。一ヶ月丸々というのはそうそうありえません。
また、ホテル生活と比較するのが「オフィスまでやたらと遠い実家での生活」なので、一人暮らしの良いところも享受できたのが大きい気がします。
感想をまとめてしまうと「とっても楽しかったです!」という一言で終わってしまうので、いくつかの観点で思ったことをまとめたいと思います。
食事
夕飯が大変でした。
私がホテル住まいをしている間、東京都と千葉県は緊急事態宣言下、または蔓延防止等重点措置対象だったため、レストランなど外食店舗が基本的に20時に閉まります。
仕事終わりの定時は19時。食べる場所の選り好みをしているとあっという間にラストオーダーの時間を過ぎてしまいます。お店によっては19時にすでに閉めてしまっているところも。
場所によってはテイクアウトも遅い時間までやっておらず(20時に閉まってしまうお店も!)、だいたい常に夕食難民でした。
どうしても確保が難しい場合は、コンビニご飯かフードデリバリーを頼むことになります。
(フードデリバリーは普段行かないお店のものを頼めたりするので、それはそれで面白みがあるんですけれどね)
昼食やデザート類で言えば、とても恵まれた環境だったと思います。
あちこち出歩けば、普段は目にしないようなデザートがたくさん見つかります。フルーツサンド美味しかったなぁ。
今回は買っていませんでしたが、銀座にはアンパンの木村屋など有名なうまいものどころが集まっていますし、名前は知らなかったけれど美味しそうなディスプレイを出しているお店もありました。
睡眠
基本的に最高。
誰に断ることもなく、電気代も気にせず(!)冷房を強めにして布団でぬくぬく眠れます。室温設定は、普段は26℃ですが寝るときは24℃。
(人間は少し寒いくらいの気温の方が眠りやすいのです)
入眠の時間を自分でコントロールできるのもストレスレスで良い感じです。
内臓の健康のために、入眠の4時間前までに夕食を終わらせておく、というのが実家ではなかなかできなかったのですが、一人暮らしならその時間も好きにコントロール可能。
内臓の調子が良いと気分も良いです。
ただ寝具は実家に用意しているものが一番良かったかなと再確認しました。
ホテルの枕は基本的に私には高すぎるようでした。
実家では枕の高さやスプリングの硬さなどを自分用にアレンジしてあるので、流石に比較にならない感じ。
健康
抜群に良かったです。
平日はオフィスまで歩いて出社してみたり。
休日にホテル周辺の町並みを眺めながら無計画に歩きまわったり、行きたかったお店に寄ってみたり。
何だかんだで一日に10000歩以上歩いたりするので、おかげですこぶる健康的な生活を送れました。
体調が良いだけでなく、気分がすこぶる良いです。
入眠時間や食事の時間がコントローラブルなのもあり、ずっと気分が良かったですね。
実家に帰ったら本格的な梅雨入りをしたのもあり、即、丸一日家から一歩も出ない生活に逆戻りしました。
対策として足用のEMSをAmazonのセール時に購入(安くなってないですが、ポイントは帰ってくる)。
実家に戻って1週間程度使い続けていますが、膝から下が少し角ばって見えてきた気がします。
が、実際に歩き回るのには敵わないですね。歩きまわりましょう。
金銭面
一番のネックです。
まず今回の基本料金で15万円、ホテル一泊で500円(アッパークラスだと2000円)。
そして食費がかかります。私は一日2食しか食べないにしても、一日あたり2000-4000円、美味しいものがあればお金をかけてでも買ったりしているので、日によってはもっとかかってます。
ほぼほぼクレジットカードとPaypayで支払っているので、自動記録されている金額を見ると、食費は7万円程度かかってました。
いや、一人暮らしで食費でこれだけって相当な支出ですよね…
これだけ食費がかかる理由は簡単で、移動が多い&冷蔵庫が小さいため食料の買いだめができないこと、調理設備がないので食材で買ってきて料理をすることができないことです。
今回のプランでは素泊まりなので、ホテルの朝食と夕食を食べようと思うと、そこそこ高額な支出が必要になってしまいます。
そのため、出来合いの料理を買い求めるしか手段がありません。
また、ホテルが都心にあるとスーパーマーケットの類がほとんどないので、安い惣菜を買い求めることも難しいのです。
(五反田や柏の葉だと遅くまで開いているスーパーマーケットがあったので助かりましたが、京橋や銀座、大手町なんかだとスーパーマーケットがない)
時間
自分でスケジュールを立てて、自分ひとりのために行動できるので身軽でした。
やはり自分の生活がコントローラブルである、ということがストレス低減に大きく影響しているようです。
ずっと気分良かった。
また、オフィスまで歩いて出社できる、または電車を使っても短時間で移動できる位置にいる、というのも精神的に良かったです。
歩いて運動になれば多少時間がかかっても良い、という気分になれますし、電車で移動するならなるべく早く行き帰りできると、時間を無駄にしていない気分になれます。
(元が電車で片道1.5時間通勤。通勤の度に小旅行な上乗り換え回数も多いので、特にたくさん歩いたわけでもないのに疲れが先に来て、転地効果よりもダルさが勝ちます)
家事をほとんどしなくて良い、というのも自由時間を増やせた大きな要因だと思います。多分洗濯しかやってない?
部屋や水回りの掃除は宿泊サービスのうちですし、所によっては独り身には入手も維持も困難な大浴場があったり。
実家に帰って真っ先にしたのが風呂掃除だったので、もし自分で風呂を選べる機会があれば、洗わずに済む浴室が欲しいなーーーーと思いました。
初期投資めちゃくちゃ高い(100万〜300万)ですが、絶対QoL上がる。
あとロボット掃除機の導入も。これを実現するにはまず天井まで積んだ未読本をどうにかしないといけない。
休日に公園で自然を満喫したり、史跡を見つけて歴史に思いを馳せたり、人や物との出会いがあったりと、移動にはたくさんの楽しみがありました。
その移動の時間を確保でき、かつそれを飽きる前にコロコロと変えられるというのは、ホテル生活の大きなメリットではないでしょうか。
発見
箇条書きでつらつらと。
- 自分が何を好きでどう飽きていくのかわかった
- 移動が好き。転地効果はやはり強い。仕事してても気分が良い
- 海外旅行はコロナ禍以前に良く行っていましたが、移動が好きなのか休暇が好きなのかの区別がついていなかった
- 休暇ももちろん好き。週休7日で働ける仕事カモン
- 海外旅行はコロナ禍以前に良く行っていましたが、移動が好きなのか休暇が好きなのかの区別がついていなかった
- 同じ道は同じ時間帯に3回も通ると飽きる
- オフィスから銀座・京橋方面に同じ時間帯に何回か歩いたらやっぱり飽きた
- もうちょっとちゃんとした観察眼があれば、些細な違いに気づけるかもしれない。大味が好きなのだ
- 意外と趣味プロしてなくても楽しめることはある
- 大学時代とかはずーーーっと趣味プロしてたし、コーディング以外にも楽しみはやっぱりあるのだよなぁと改めて
- ただし一日の時間は有限なので、歩く時間が増えるとコーディングの時間は減る
- ちゃんと自分を見つめ直すきっかけになったのはとても良かった
- 自分の形というのは、観測してみないとわからない。何かやってみてそれにどう反応したのかを観測しないと…
- 移動が好き。転地効果はやはり強い。仕事してても気分が良い
- 土地々々の違いがわかってよかった
- 東京の価値は、近い距離に様々なものが集まっているということ
- そりゃ便利ですよね、商業施設が充実しているだけでもうすごい
- その反対に、1時間歩いても畑か人家しかないとなると、そりゃ人も来ませんわ、ってなる
- 山しかないともっとね…
- 地下鉄の深さと歴史の浅さ
- 銀座線が浅いところを通っているのは古いから、南北線が深いところを通っているのは新しいから
- というのを知識として知ってはいても、重たいキャリーケースを引きずっているとよくよく体感できる
- 東京の価値は、近い距離に様々なものが集まっているということ
- 意外と人に話しけけてもよい
- 話しけけても困っちゃうだろうな…とか、返答があっても話続けられる自信ないしな…とか遠慮していた
- 意外と話してみるもん
- 結構話せるし、話せると楽しい。いろんなこと教えてもらえたりもする
- もちろん相手による部分は多いと思う
- インターネット回線の品質は選べない
- もちろんそのホテルが使用している通信設備によるでしょうけれども、少なくとも私が泊まっていたホテルはめちゃくちゃ不安定だった
- Twitter Spaces挑戦してみたらぶつ切れで、配信どころではなかった
- もちろんそのホテルが使用している通信設備によるでしょうけれども、少なくとも私が泊まっていたホテルはめちゃくちゃ不安定だった
回線が安定しなくてまともな話ができませんでした…🙇♂️
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月15日
ホテル暮らしのデメリットは回線の品質を自分で選べないことです!!! https://t.co/7RQRk2k31z
- スキンケアちゃんとやるためにはクレンジングオイルかクレンジングクリームが必要
- あと時々ピーリングジェルとか
- ホテルは女性にはスキンケア系のアメニティを出してくれるが、男性には出してくれないようだ
- 日焼け止めを落とすのに、あと角栓汚れを落とすのにクレンジングが欲しい
- スキンケアを真面目にやり始めた話はまた別に書きたい
- 意外とワーケーションできるかもしれない
- 自分は意志が弱いので、絶対ワーは無理だと思ってた
- 意外と昼間は仕事できる
- ただし、作業しやすい机と椅子が条件
- だいたいのホテルの部屋には椅子に対して低すぎる、またはキーボードを広げるには狭い机しかなく、結局オフィス通いしていたのはそれも一因
- 三井ガーデンホテルだと、上野、柏の葉、銀座プレミアは書類机またはそれに類する机があって良かった
今後こういう機会がまたあるかどうかはわかりませんが、今後も旅行にいったり、ワーケーションに挑戦したりしてみようと思います。
ホテル住まいをしている話 その3
その続きです。
ホテル住まいを始めて3週間目。
慣れがダレに変わってくるころです。
ちょっと疲れるとベッドで横になってTwitter見てたら1時間経ってる、みたいなことが頻発するようになりました。
変化
モノの増加
美味しいものがあったらそのお店のパンフレットや名刺を、あとホテルの領収書やレシートの束(個人的習慣として、確定申告のときのために、数年分を全部保管するようにしている)、実家の家族と食事したときに持ってきてもらった郵便物のうち保管が必要なもの、会社で頂いたもの、通販で買ったものなど、手荷物が増えました。
と言っても体積的にはそんなに大きなものではないはずなのですが、そもそも出発時にスーツケースがパンパンになるレベルだったため、そろそろ限界が近づいています。
いやまあ、リモートワーク用にPCのスタンドや左右分離型キーボード、トラックボールなんかの一式を持ってきたのが一番の問題なのですが。
(結局ホテルの机が小さくて展開できなかったり、歩いていける距離だからとオフィスに出社していて利用頻度はそんなに高くない)
夜ふかし、遅起き
うっかり夕食難民になり(東京都は緊急事態宣言により夜8時で飲食店の大多数が閉まる)、デリバリーやコンビニご飯に頼ることになった際とかに、Amazon PrimeVideoでうっかり溜めていた未消化のアニメを見始めちゃったりすると(Vivy面白いですね!!)、寝るのが午前2時になったりします。
ホテルぐらしを始める前は2時寝・11時起きとかが日常だったので、その通り11時起床みたいな暮らしに逆戻り。
せっかくホテル住まいで生活のリズムをいい感じに改善しようと思ったのに…
そのせいか、なんとなくやる気が出ない〜、ということも多くなり、考え方も近視眼的になった気もします。
news.livedoor.com
ついこの前こんな記事も見つけて「朝型だから抑うつになりづらいのか、抑うつになりづらいから朝型なのかわかんないよな〜」とか思ってましたが、私の場合は早起きできることによる自己のスケジュールをコントロールできている感が気分の良し悪しにつながっていそうだなぁ、とか思ったりしました。
来週の半ばから最終週に突入します。
最終週くらいは10時から仕事始められるようにしよう。
疲れ
単純に疲れも溜まってきていたようです。
ホテルのベッドにも慣れたのもあると思いますが、睡眠時間も伸びました。
初週は3~4時間の散歩とかもできていた(もちろん疲れましたが)のですが、今はそんな長距離の散歩は避けるような行動をしがちです。
具体的にはなるべくゴロゴロする方向に気持ちが傾きがち。
とはいえ、八重洲ブックセンターに行ったときは2~3時間ずっと立ち読みしてましたし、柏の葉でも本屋を見つけたらば1時間以上立ち読みしてましたが…
場所
五反田
先週末を過ごした場所でもあります。
オフィスへ出社しようとして通りかかった五反田駅で見つけたフルーツサンドのお店で衝動買いしてみたり。
五反田駅に期間限定で入っているフルーツサンドのお店がめちゃうまでした。
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月8日
クリームたっぷり!かつ重くない、フルーツの甘さにあった食感!! pic.twitter.com/duJ9ehSoEI
まずクリームがたっぷりで幸せ。
フルーツも生で歯ごたえがしっかり。
これは満足感の高いお買い物でした。
五反田のポップアップは期間限定だったので、もう出店してないかも?
お店は宇都宮にあるようです。
www.8010-pallet.com
興味があるお方は探してみては。
五反田から職場へは歩いていくのはしんどかったので、隣駅の目黒までは歩いていくことにしていました。
目黒駅付近に異国情緒な建物の並びが。可愛い建物。
大手町
次は大手町へゆきました。
ビジネス街のイメージでしたが、ビジネス街でした。
夜の大手町〜丸の内をお散歩。耐震性能は大丈夫なのかと心配になる程高い、ピカピカデザインのビルが所狭しと立ち並んでいるのでシンガポールを思い出しました。
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月8日
夜の東京駅は綺麗ですね。ウェディングフォトを撮影している人たちがたくさんおりました。気持ちわかる。 pic.twitter.com/4dMcKQrs5b
真新しい超高層ビルが所狭しと林立している様は、「ここが日本の中心である」と無言の主張をしているようにも見えました。
昼間に見るよりも、夜に夜景を見に行ったほうが楽しいかもしれません。
歩いていて感じるのは「裏通りがない」という印象。
実際は表通りに対する裏通りはちゃんと存在するのですが、裏通りというイメージにつきまとう雑多感や小汚さを全く感じないのですよね。
どこまでもキレイ。
東京駅の丸の内側までも歩いてゆかれます。
また、泊まったホテルのすぐ近くには日本橋川が流れていて、川沿いに歩くと一橋邸跡とかにたどり着いたりします。
丁度大河ドラマを見ていた後だったりしたので、なんだか感慨深いものがあったりしました。
周辺をパトカーが取り囲んでいたりして物々しかったですが、どうやら今はワクチンの大規模接種会場になっている様子。
他にも歴史を感じられるスポットが。
大手町駅のすぐ近くに、平将門の碑があったのでお参り。
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月9日
平将門って関東の出身だったんだなぁ…源氏とやり合ってたイメージから、てっきり関西の人だと思ってた。日本史の授業を覚えてないのがバレてしまう… pic.twitter.com/Xiu6lxxUTE
この地域は夕飯を食べられる場所が本当に少なく(夕方に閉まってしまうお店も多かった)、だいたい夕食難民でした。
デリバリーに2日続けてお世話になることも。
京橋
都内の(アッパークラスではないホテルの中で)唯一行かずに残ったのが京橋だったためこちらへ。
東京都の八重洲口に近いことは地図からわかっていたので、「休みの日は八重洲ブックセンターで立ち読み三昧じゃ」と決めて、土曜に宿泊日が重なるようにしていたのでした。
夕暮れの東京駅。綺麗。
南へゆけば銀座、西へゆけば東京駅、北へゆけば日本橋と、豪勢な地区へ数分で歩いて行けるアクセスの良さが魅力。
京橋自体も豪勢な地区で、明治屋や千疋屋などがあったりします。
一人でこれ丸々食べて良いとか幸せすぎる。京橋千疋屋のマンゴーフルーツサンド!!!!!! pic.twitter.com/GnlvW8xhp8
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月13日
多少机が大きかったのでリモートワークに挑戦したのですが、仕事を終わってみるともう19時半。大手町同様お店が開いておらず、結局コンビニご飯と相成りました。
休日は八重洲地下街で食べたのですが、美味しいのは間違いないものの、分量あたりのお値段はかなり高い…
まあ美味しいからこういうものも食べちゃうんですけどね!!
食べちった pic.twitter.com/OnaEyUYq9M
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月12日
(無事でした)
しかし分量が足りないため、食後に隅田川まで歩いたら腹ペコになりました。
腹ごなしに、と思って八重洲通りをひたすら東進していたら隅田川に突き当たっていた pic.twitter.com/QlsGebmRbZ
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月12日
夕食後に散歩してたらお腹減ってしまって、ホテルに戻ってから動けなくなってる
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月12日
土曜は八重洲ブックセンターで人文書やコンピュータ系の本を立ち読みしていました。
www.yaesu-book.co.jp
3時間も立ち読みしていたら首も目もバッキバキになりました。めっちゃ痛い。年ですかね…嫌だな…
Kotlinのカンファレンスなどでお馴染み、富田さんの御本もありました!!
書店に並ぶ本が書けるってすごいなぁ…!
柏の葉(千葉)
都内のアッパークラスではないホテルは制覇してしまったので、次は都外に挑むことに。
神奈川や山梨に候補があれば挑戦したかったのですが無いので、一番アクセスしやすい柏の葉へ行くことにしました。
京橋から北上すると、日本橋、神田、秋葉原と移動できるので、そこからつくばエクスプレスで向かいます。
京橋から日本橋を抜けて、中央通りをひたすら北進
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月13日
室町3丁目交差点からガラッと雰囲気が変わるけど、そこまでの道路がやたらと綺麗。日本にこんな歩道が広い通りがあったんだなぁ… pic.twitter.com/6yu5LN72jd
来たぜオタク文化の街 pic.twitter.com/B3ahdtCUh3
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月13日
筑波って茨城->つくばエクスプレスは茨城にしか行かない、みたいな偏見があったのですが、地図を見たらどう見ても千葉を挟まないといけない配置でした。
途中の千葉で降りる感じですね。結構北上しました。
つくばエクスプレス乗るの初めてだ
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月13日
駅を出てすぐの印象は「さいたま新都心」。
北関東の大きめのショッピングモールがある駅の印象ってそう変わらないんですね。
雑感
- 今まで洗濯に困った経験はなかったのですが、初めて困ることが。いつコインランドリーに行っても洗濯機が空いていない!
- 結局、洗濯をしようと行動を起こしてから3時間後、やっと洗濯することができました。へとへと
何度コインランドリーに行っても新しい利用者に先を越されていて、いつまで経っても洗濯できない
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月10日
- 爆音で走り回る車/バイクは上品な街にもいる、というか道路があれば関係ないようだ
- うるさい
- 友人知人に車/バイク好きの人達がいるので、車/バイク乗りの品位を貶めるような真似は止めてほしい
- つくばエクスプレス秋葉原駅の入口にかかっている「浅草まで○分!」が英語で大きく書かれている看板を見ると「京成(スカイライナー)線かな?」と思ってしまう
- 別にそれ以外の看板や社内吊り広告が外国人観光客向け仕様というわけでもなかったので、もうちょっと外国人観光客に優しくしても良いんじゃないの、という気分になった。なっただけ
- タイとかシンガポールとかでも、電車やバスで分かる言葉がないとめちゃくちゃ緊張した経験があるので
- 会社でホテル住まいの話をしていると同僚の方から「食費すごいことになりませんか?」という質問が
- 考えないようにしてたのが一気に押し寄せてきた
- 胃腸の都合で一日2食にしているとは言え、一日で2000〜3000円は間違いなく使っている。食費がマッハ
- その土地々々でしか買えない/食べられないものがあれば予算度外視で食べていたので、平均すると3000円より絶対高い気がしている
- ホテル住まいが終わったら計算してみようと思います…総まとめ編書きます
- Kashyで支払ってるのはマネフォに集計されるので良いんですが、Paypayで払ったのが集計されないのが…Paypayは早くAPIを公開すべき
- 柏の葉の、駅の周り以外に緑と道路が広がっている様子を見ると車で走りたくなる
- そういう意味では山梨に泊まれる選択肢があると良かったんだけれどなぁ。カーシェアとか使って走っていたかも。軽井沢付近は夏に走り回るには最高なのです
- 持ってきたのに使っていないものがはっきりした
- 財布の持ち歩きに小さなショルダーバッグを持ってきたものの、結局ジャケットのポケットだけで間に合ってる
- 「ホテルぐらし、鉄板ネタですね」とのご感想をいただく
- 間違いない
- 可能なら試してみてください。旅や散歩が好きなら絶対おすすめ
- 最近Twitterを見ていると、ホテルによっては本当に暮らす用みたいなプランを打ち出しているところもあるため、資金的なハードルは下がっている?かも?
ホテル住まいをしている話 その2
前回の続きです。
ホテルぐらし2週目。段々と慣れが出てき始めました。
まずは移動していた箇所から。
汐留
先週末の記事を書いていた場所です。週頭までいました。
汐留からもオフィスまで歩いて出勤できたので、運動不足解消にもいい感じです。
もう少しあるき回りたかったなぁ。
また、近くで遊ぶ約束をしていたTwitterの友人が遊びに来てくださったりしました。楽しかった…!!
水道橋
Secence SUIDOBASHIという、今まで泊まっていた三井ガーデンホテルとは違うブランドのホテルでした。
水道橋駅の本当に真ん前。アクセスの良さが半端ない。
なんだかモダンな外観と内装、チェックインもセルフサービス、基本的に支払いは全部キャッシュレス、カードキーの代わりに顔認証も可、というなかなかハイテクな感じのシステム。
平日にしか滞在できなかったというのもあって、残念ながら周辺の散歩はできませんでした。後楽園の周辺が歩けるかなと期待していたのですが…
代わりに、通勤時も一駅歩いてから電車に乗るようにしました。10分も歩けば次の駅に着けるんですから、東京ってすごいですね。
(地元で一駅歩こうと思ったら30-40分かかるし、二駅歩くと1.5時間以上かかる)
神宮外苑
国立競技場の目の前でした。まだ工事中の囲いがあるけれど、本当に7月までに開場できるのかなぁこれ。
神宮外苑はかなり広くて、千駄ヶ谷方面から青山〜方面へ向かうとそれだけで15分くらいかかります。ずっとイチョウ並木が続きますし、自然豊かな感じがしてとても良いです。
ただ、近くにコンビニの類がないのがネック。多分一番近いのが歩いて5-10分程度の信濃町駅のNewDaysなんじゃないのかなぁ。隣のブロックとかに欲しかった。
外苑の道路に路駐してる車が高級車ばかりで、いいなー、という気分になったりもします。
滞在中はずっと天気が悪く、バルコニーからのシティビューは望めないか…と思いきや、垂れ込めた雲が高層ビルの先端を隠すというなかなかおもしろい光景を目にする事ができました。
西に向かえば新宿御苑や四谷があり、そちらに向かうのも楽しかったです。
先週の記事の反響として、休日散歩の民の方から街歩きの着眼点を教えていただいていたので、元が川だった箇所を埋め立てて作ったと思しき場所などを見つけては、歴史に思いを馳せたりすることができました。これが教養の力ってやつ…?
休日散歩の民なのですが、都心でも意外とそこら辺に歴史の名残の史跡とか記念物があったりします。もし歴史に興味があれば、橋とか交差点付近を見渡すと面白いものが見つかることがあるのでぜひ
— Kenta.Kase (@Kesin11) 2021年5月30日
ちょうどこの場所です。水がないのに橋があったりする場所。
goo.gl
五反田
週末は五反田で過ごすことにしました。
アッパークラスではないですが、露天風呂付き。最高。
また、歩き回るにも程よい感じの曇り具合が続いてくれていたのもあって、そこそこ遠くまで足を伸ばすことができました。
歩いている途中に会社の人と遭遇するなどしたり、TLのサウナーの方々御用達の温泉を(そうと知らずに)見つけたり。
散歩してたら会社の人とばったり遭遇した。すごい、世間狭い
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月6日
そこ頻繁に行ってます笑
— しほちゃん🐈 (@shihochan_jp) 2021年6月6日
林試の森公園の空気がめちゃめちゃ良かったです。
雨の日に特有の土の香りがするだけでなく、なんとなく甘い香りが漂ってきます。
雨の中の森ってどうしてこう良い匂いがするんだろうなぁ pic.twitter.com/VjhlF5IoBX
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月6日
紫陽花並木が綺麗でした。ずーっと紫陽花が続きます pic.twitter.com/AclSAtkN5E
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月6日
駅付近に行けば、麻婆豆腐ご飯でお馴染み(?)の陳麻家が!!
6431816434年ぶりに陳麻家の麻婆豆腐丼食べてる
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年6月5日
渋谷勤務だった時によく食べてたんだけど、それ以来食べてないんだよなぁ pic.twitter.com/niGpjwCOHI
以前、ミクシィ勤務時代は渋谷店によくお世話になっていたのでした。かれこれ3年ぶりくらいに食べました。
ただ辛いだけでなく、豆鼓と豆板醤によるコク、大きめのひき肉から出た肉汁の旨味、追加で振りかけられる花椒を限界まで足すとこれがまた美味しいのです。
ああ、これこれ、完全に口の中が痺れてしまって、口の中のどこをなめても美味しく感じる食後の麻痺感…
また、以前から辛いものフェスで見かけて興味を持っていた火鍋のお店もあったので行ってみました。
予約してまで一人でコースメニューを食べに来る変わり者が来たからか、店員さんが覚えていてくださって色々お話したりしました。楽しかった。
とにかくいい匂いがします。麻辣スープ(赤い方)とバクテースープ(白い方)の二種類がありますが、個人的にはバクテースープの方が好みでした。
白湯スープがあるお店は多いですが、バクテーのスープというのは初めて食します。カツオや昆布の出汁に、にんにくや大根と豚肉がいい感じのアクセント。
いやあ、美味しかったなぁ。
お店はこちら。ぜひお越しになってみてください。
www.firewhole.jp
今は五反田でのんびりしてます。
雑感
- 洗濯物を干すのに面倒さが生まれてくる。洗濯代をケチりたいがために数日分をまとめて洗う(洗濯のみ。乾燥はしない)ので、浴室の洗濯ロープには当然干しきれず、あちこちの出っ張りにハンガーを吊るしまくることになる。これが面倒
- 長時間散歩すると首が痛くなる。多分、首を直立させるための筋肉が疲労してきてる。なんて弱い首なんだ…
- 散歩中の犬を見かける度に実家の犬を思い出す
- 部屋の清掃があるので、昼時はかならず部屋を空けるきっかけがある。ホテル内で過ごすのに慣れてきて腰が重くなってきたときに丁度よい外出のきっかけになる
- ちょっとTwitter見始めるとすぐ1時間とか経っちゃう。良くない。
- 先週は部屋に2人分のアメニティがあったのに、今週はどこに行っても一人分。通常の物品はそれでも全く問題ないのだけれど、水は人一倍飲む(1日に1L以上は飲んでる)ので、350ml缶2つとかにされてしまうとちょっと…うーん…でもこれが通常のアメニティの量なんだよなぁ…
- 爪切りを買った
- 品川区とか目黒区って頑張れば不動産買えたりするのでは…?いや、無理か…?とか考えちゃう
- 散歩中に何故か人が並んでいるお店を見つけては入る(そして美味しいものを食べられる)、ということができて、大変満足感が高い
- やはり歩き回ることと、自由度の高さが大切
- 犬を連れての散歩だと大抵のお店に入れないので…犬と一緒に歩く別の楽しみもありますが。
- アテもなく歩き始めるとくたびれたときにすぐ帰りたくなってしまうので、ちょっと離れた場所の公園や神社仏閣を目的地にするといい感じ
- 「カードキーを部屋の中に置き忘れたままオートロックを閉める(締め出し)」をいよいよやってしまった。ホテルにはそういうときのオペレーションも当然あるようだけれど、マスターキーの管理が厳格なようで、誰が何番のカードを持ち出している、的な記録を署名付きで残しているようで面倒そうだった。スタッフさん、ご迷惑おかけしました…
週明けは歯医者だったりなんだったりに行く予定があるので週前半は変わらず都内をぶらぶらする予定。
来週は遠めのホテルにも行ってみたいんだよなーーー。