ホテル住まいをしている話
5月末頃からホテル住まいを試してみています。
三井不動産のこちらのキャンペーンの抽選にあたったためです。
以前から実家を出られないとうだうだ言っていたので、(金銭面を除いては)部屋を借りるよりハードルが低そうなホテル暮らしを思い切って試せるならためそうと思ったため応募。
まさか当選してしまうとは思っていなかった。今年の分の幸運は使い切ったのでは、と思ったもののそれ以降も良いことはあるので、多分今まで懸賞に外れ続けてきた(マジで当たったことがない)分が精算されたんだと思うことにしています。
ようやくホテル住まい1週間が過ぎたところなのですが、色々と楽しいことがたくさんあったので、備忘録的にまとめておきたいと思いました。
銀座
最初は銀座のホテルに泊まらせていただきました。
アッパークラスではないホテルでしたが、めちゃめちゃピカピカ。
職場からホテルに向かったのですが、仕事が終わってオフィスを出た段階ですでに21時。
折しも東京都は緊急事態宣言中で20時に飲食店が終了している状態でした。
仕方ないので初めて使うUber Eatsでデリバリーを注文。届けてもらった食事に箸やスプーンが付いておらず途方に暮れていたところ、目に止まった内線電話機。
とりあえずフロントをコールしてみます。
「すみません、割り箸ってフロントにあったりしますでしょうか…」
『ありますよ。お持ちしますので少々お待ち下さい』
「えっ、恐縮です」
時間は夜22時過ぎ。
たった割り箸一膳のためにスタッフさんを呼びつけてしまったのが申し訳なくて申し訳なかったのですが、丁寧すぎる応対に感動しました。
それからはホテルからリモートワークしてみたり、職場まで歩いて通勤してみたり。
朝から日比谷公園散歩してきた pic.twitter.com/REHOkhVHC7
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年5月26日
勝手な先入観で「銀座の飯は高い」と思っていたのですが、550円で満腹になれる台湾料理やさんがあったり、他にもオフィスワーカーをターゲットにした感じのお手軽価格帯のお店が裏通りに軒を連ねていたりして、意外さを感じたり。
歩いて通勤できるのは良いですね。
知らない道を歩いて、町並みが移り変わってゆくのを感じるのは楽しいものです。
(多分、毎日歩いていたらさすがに飽きるんでしょうが…)
歩いている途中、突然警官の方に敬礼されたので驚いてお辞儀していると、私の後ろに別の警官の方がいらして挨拶をされていただけでした。びっくりした。
豊洲
一泊だけアッパークラスのホテルに泊まりました。
まずエントランスの香りからして違う。なにかのフレグランスが効いている…!なんの香りなのかはわからないけれど…!
見た目の美しさだけでなくて、匂いにも気を使うのがグレードの違いなんだなぁ、などと思ってしまいました。
残念ながら雨だったので景観はあまりよくありませんでした。
それでも夜景はなんだかいい感じ。
上野
休日は文化的なことをしようと思って週末は上野へ移動。
ただ残念なことに、博物館や美術館は緊急事態宣言をうけて軒並み休園中でした。残念。
それでも大きな上野公園を歩き回る魅力はあります。
また、公園周辺は文化的な町並みが多く、隣は文京区ということもあってなんだか雰囲気も知的。
根津神社に寄ったらば、池から自由を求めて飛び出した亀さんが鳥居の周辺をうろうろしていました。
また、根津から上野公園へ戻る途中に牛乳(&コーヒー)屋さんを発見。
「ジャージー牛乳の表記が気になりまして」と言ってお邪魔したところ、取り扱ってらっしゃる牛乳の試飲をさせてくださいました。
中でも白木牧場の特別牛乳という、日本で4牧場でしか出荷されていない牛乳が絶品。ジャージー牛乳ならではの乳脂肪分の高さ、そしてノンホモ牛乳(乳脂肪を砕いていないのでクリームができやすい牛乳)であるゆえか低温殺菌ゆえか、自然に脂肪分が浮いてきてしまうというというもの。
脂肪分のクリーミーさはもちろんのこと、コクの強さが半端ではないという、ちょっと衝撃的な牛乳でした。
ホテル住まいなのに750mlの瓶で買ってしまいました。翌日には飲み干しちゃいましたけど。
上野〜根津付近で見つけた牛乳屋さんのジャージー牛乳が衝撃的なおいしさだったので、瓶で衝動買いしてしまった
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年5月29日
低温殺菌でクリームが浮いちゃうような乳脂肪分!コクがすごい。 pic.twitter.com/AEF8k5elB0
牛乳(&コーヒー)屋さんのページはこちら。気さくな店主さんだったので、お近くにお立ち寄りの際はぜひ寄ってみてください。
www.jiminyscoffee.com
牛乳の製造元はこちら。通販もあるようです。
sirakibokujo.com
汐留
上野は通勤にはちと遠いので(と言っても埼玉と比較したら断然近いですが)、週末の間に汐留に移動。
上野のチェックアウト後すぐに汐留に向かったため、チェックイン可能時刻の3時間半前に到着してしまう。
仕方ないので荷物をカウンターに預かってもらって(ありがたい)、汐留周辺のぶらり旅に出ました。
まずは浜離宮恩賜庭園に行くも、こちらも緊急事態宣言を受けて休園中。
そのままブラブラと公園の外周を歩いていると、工事用の柵に囲われた道の向こうからそこそこな数の自転車がやってくるので、そちらに行ってみることに。
あるき続けていたら隅田川を超えて勝どきの方まで来てしまいました。
柵に囲われていたのはどうやら旧築地市場の一部だった様子。
そろそろお昼時というのもあったので、そのまま北上して月島へ移動。
豊洲へ寄ったときに、食事にもんじゃもありかな、と考えたものの雨だったので寄れなかったを思い出してのことでした。
そしてランチもんじゃをキメる。うーん、おいしい。
納豆と焼きおにぎりが入ったもんじゃに豚肉やホタテを追加してもらったのですが、安定の納豆と豚肉の組み合わせ。美味しい。
月島まで歩いて行ってランチもんじゃをキメてきました。
— 菊池紘 (@kikuchy) 2021年5月30日
月島行ったのもしかして20年近くぶりかもしれない…
納豆豚肉の組み合わせは至高 pic.twitter.com/wMZwBUHhZv
そんな感じで今は汐留でゆったりしています。
雑感
- やはり清掃を気にしなくて良いのは精神衛生上とても良い
- 物を持てないのはトレードオフ
- 一人で過ごすメリットとして、自分の時間の使い方を自分でコントロールできる点が精神衛生的にとても良い。実家では、胃腸のために就寝4時間前までに夕飯を終えていたくても無理だった。今なら外食などでコントロールが効く。
- 自分でも意外と外に出たがりだった(引きこもりタイプだと思っていた)。何なら休日はずっと外散歩してるか、歩き疲れて昼寝してるかしてる
- 実家からは歩いて移動できる距離に住宅か畑しか無いので、見て変化を楽しめるような要素が無いのが家から出ない要因だったのかもしれない?
- 転地効果は馬鹿にできない。だいぶ気分も良いし落ち込むこともない。まだ1週間しか経ってないので、もっと時間が経過してきたらわからないけど
- 独り言は増えた。実家では犬と話していたので実はそんなに変わっていないのかもしれない
- 偶発的な出会いや発見があるという点で、知らない土地を歩き回るのは楽しくて良い。幼い頃、ポケモンシリーズをプレイしていて感じたあのワクワク感を再び感じている
- 東京23区はさまざまな要素が歩いて移動できる距離にまとまっているので、街の変遷を見ながら歩くのが楽しい。永田町の「ザ・政治の中心」から先、日比谷公園を挟むと銀座などの「やんごとなき商売の街」に変わり、その先の築地まで行くと「漁師町」という趣に変わる。
- もしかしたらシンガポールも同じような楽しみ方ができるかもしれない。サイズ感的に。
- 街によって夜の雰囲気がぜんぜん違う
- 大河ドラマを見る以外にテレビを付けないのでニュースを全くと言っていいほど把握してない。Twitterでタイムラインに流れてくる程度のものならわかる。
次週は水道橋とか五反田あたりをウロウロしようかなと画策中。
また、再来週以降は東京から離れた場所にも行ってみたい。
どう過ごそうかな。
勉強会用の発表動画を作ってみた
こちらの勉強会に登壇させていただいたんですが、「事前に動画で発表を収録して公開」という珍しい形式で、そのために動画の編集などに初挑戦したので記録を残しておきたいと思います。
勉強会後に書いてますので、反省点も込みで。
企画
そもそも、まずはどんな動画にするのかの企画が大事でした。
今回は普段の勉強会の発表をベースに、発表をそのまま収録した形にした動画になりましたが、それ以外の形式を考えつけていないだけです。
多分やり方としてはいくつかあって、
- スライドは見せず、いわゆるYoutuberっぽく、人 or アバターがメインで映って喋りまくる。補足説明の字幕や画像を出す
- コードリーディングやリアルタイムデモを収録する。これも補足説明の字幕や画像を出す
- スライドを見せて話す。その際も、喋っている人を画面に映すか映さないかは検討が必要
こんなパターンがあるんじゃないかなと、他の方の発表を見て思いました。
個人的には次はデモの収録をするパターンを試したいです。
顔を出してもいいですが、背景とかも気になってきてしまうので、mhidakaさんの羊のようなアバターが欲しくなってくるところです。
また、勉強会中の会話はTwitterのSpacesで副音声形式が可能な形で行っていたので、解説を入れる間だとかは予め設計しておいた方が良かったかもしれません。
新規の情報を両耳からいれて聞き取るのって結構難しい。
収録
今回は音声だけを先に収録し、音声タイミングにあわせてGoogle Slideで作ったスライドを画像出力したものを張り合わせて作っています。
編集
言い直した部分や無音が長すぎる区間は当然消しておきたいですよね。
あと私は「えー」「えっと」「まぁ」とかのフィラーをしょっちゅう言いがちで、音声収録したりするとそれが目立って仕方ないので、フィラーも取り除きたい。
ツール類
- Vrew
- Adobe Premiere Pro
- お試し版を使いました
- ベーシックな機能しか使ってなかったので、もしかしたらiMovieで十分だったかも
- Premiere pro以外は字幕編集が弱い、という話も聞いたので、場合によっては十分じゃないかも
- 勉強会のためだけにライセンスを維持し続けるには高すぎるので、必要な月だけサブスクする感じになるかな…
- もしくはもっとシンプルな動画編集ソフトがあればそれでも良いかも
- Adobe Audition
- BGM素材をループ化させるために使用
- 元々ループできるように作られたBGMなら、GrageBandとかでループ化させた素材を用意しておいても良いかもしれない
- というかそれだけならiMovieでもできたりするんかな・・・しらんけど
流石にPremiere Proは検索するとすぐに情報が出てくるので、初めて使ったにも関わらず、スムーズに編集作業ができました。
素材類
今回が画像に関しては何もしていません。
音の素材だけ。
馴染みがある感じにしたかったので、有名所のYoutuberの方々がよく使っている素材を探してきました。
「Youtuber SE」とかで検索すればいくらでもでてきます。
- 効果音ラボ
- 「男衆「オウ!」」「和太鼓でドドン」とかのSE
- 夜なべして編集作業していたので、深夜テンションで「オウッ」とか入れたら滑った。ご利用は計画的に
- DOVA-SYNDROME
- shuffle shuffleというのを使わせていただきました。
- ヒカキンさんの動画とかで使われているそうですね。見たこと無いのでわからないですが…
BGMのトラックはボリュームを落として控えめに。
あとは出力しておしまい。
Vrewはほんとに便利だったので、機会があれば使ってみてください。UIも直感的で使い方もすぐわかりました。おすすめ。
2020年の振り返り
今年は技術記事を書いていたらタイムアップを迎えてしまったので、公開が年をまたいでしまいました。
せっかく書いたので恥を忍んで公開します。
在宅勤務
2019-nCovの世界的大流行で、弊社も在宅勤務が本格開始となりました。
(今までは専門職の社員が週に1回とかならOK的な感じだった)
年末の今でも基本的には家で仕事をしています。週に1回はオフィスに行っていますが。
今までさんざんぼやいていたとおり、私の実家から都内は遠いので、全社的に在宅勤務となったのは良かったです。
これまでも在宅勤務では意思の疎通が難しくなることは感じており(特にオフィスで起こったことが在宅作業者に伝わらない)、それを嫌に思っていたので、全員がリモートになればその問題も軽減されるだろうと思ったためでした。
蓋を開けてみれば確かにチャットでのやりとりが主になり、情報共有はちゃんと行われるようになりました。
が、「ちょっとした相談」のハードルは高くなったように感じます。
特にコミュニケーションが自分が所属しているSlackのチャンネルに閉じてしまうため、部署外の人とのコミュニケーションが激減しました。
(以前は共有スペースなどですれ違ったときに何らかの話をする機会などが多かったのですが)
また、ほとんど話したことがなかった人とのコミュニケーションが、チャット上だと刺々しく感じたりしたけれどもGoogle Meetやオフィスで対面で話すとそんな印象ではなくなる、という経験もしました。
どうやら人間は「人となり」にコミュニケーションのかなりの部分を依存しているようです。
非言語的な要素というのはやはり大きいですね。
外部発表
リアル勉強会の相次ぐ中止と仕事にかかりきりだったというのもあってほとんどありませんでした。
上記資料はどちらもリモート開催だったものです。
なんとなくリモート勉強会での発表のコツを掴んできた気がします。
英語
昨年に引き続き英語頑張ってます。
これは昨年の記事の続き。
昨年の記事を読み返すと「これはこう書いたほうが自然」「ここ間違ってる」と気づくところがあって、ちょっとは成長できたかなと感じます。
未だに聞き取りが全然うまくできてないので、2021年はもっと聴くことに重点を置きたいです。
が、発音できない音は聞き取れないとも聞くので、今は発音を気をつけるようにするところから始めています。
旅行
昨年までは3〜4ヶ月に一度は海外に行くくらいの旅行のペースだったので、一回も海外に行かれず寂しい思いをしています。
とはいえ、家族旅行だとか海外旅行仲間とかと国内には何箇所か行きました。
石川の魚介はマジでうまい。
エンジニアリング
2年くらい前から引き続きFlutterやってます。
業務ではFirestoreを使うことになったり、TypeScriptをときどき書いたりと、マイナーな変化はあります。
世の中的な動向を見ていると、Next.jsの流行りなんかで静的サイト生成がまた盛り返してたりするようですね。
(まだちゃんと追っかけてない)
私はスマホアプリの最終形態はPWAだと思っているので、あと数年でまたWebフロント全盛の時代がやってくるのでは、と思っていたりします。
そのために必要な要素としては
- HTMLはドキュメント作るための言語なのでアプリケーションを作るのに向かない問題
- アプリのストアに変わるストアフロントの登場
なんかの問題がまだありますが、ReactNative for Webの概念の浸透(RN for Webそのものはあまり流行る兆しが見えてこないですが・・・)とか、Google Play StoreがPWAアプリの掲載を始めるとかの兆しが見え始めてもいるので、そんなに遠い未来の話ではないかなと思ってもいます。
そろそろWebフロントの技術も追いかけ直してみるかなぁ・・・
個人ではGoやMQL(MetaTraderというFXや証券の取引クライアントソフトで動くプログラム記述言語)をいじってたりしました。
自動取引で利益上げたい。
資産運用
確定拠出年金は社会人になってからずっとやってますが、本格的にやらないとなと思ってコロナショックで大きく下がったタイミングで米国株に手を出してみました。
とはいえ値上がりを期待すると言うよりかは、5〜6年くらい保有して贔屓の会社を応援したい、という感じです。
なんだかテスラとかUnityの株価がすごく上がっててびっくりしました。
年も変わってNISA枠も回復したので、今年はFastlyとかParantiaとかの株も買ってみたい。
副業
最近流行りのやつです。
ミクシィ時代の同期 id:anoworl 氏に誘っていただいて数ヶ月ほど本業とは別の会社をお手伝いさせていただきました。
Flutterの知識が活かせたり、新しい発見があったりして、時々違う環境に身を置いてみるのも良いなと思いました。
ただ、お仕事を引き受けた直後くらいから本業で求められる速度が上がってきたりして、平日の夜にお手伝いできなくなったり、休日もくたびれていて動けなくなったりしていて申し訳なかったです・・・
こちらの記事は、そこで学んだ知識も盛り込んで書いたものです。
抱負
今年はチーム運営がうまくできていなかったりして反省しきりな年だったので、マネジメントやコーチング、チーム・組織形成などソフトスキルな部分も磨いていきたい所存です。
どうにも人とコミュニケーションするのが臆病で良くない。
踏み込んだコミュニケーションをとって、関係を悪化させたりしたときに、どうリカバリーしてよいかとかわからないので、「とにかく下手を打たない可能性が高い」という選択肢しか取れないんですよね・・・
まとめ
2020年は大変お世話になりました!
2021年もよろしくお願いいたします!!
本能的な忌避感と穢れの概念
なんとなく気づいたけどTwitterに流すと流れて消えてしまいそうなこと。
「髪とか爪とか、人の体の一部である時はそうは思わないんだけれど、人の体から離れると気持ち悪く感じますよね」
という話を昔職場で聞いたことがあります。
その時は確かにそうかも、と思いました。
実家で暮らす私の弟は風呂掃除係なのですが、排水口の掃除を意図的に時々サボります。
曰く、「ネットに引っかかってる髪を触りたくないから」だそうで。
まあ気持ちはわからんでもない。髪が絡まって溜まってるところには石鹸カスもたまるし水気も多いし、雑菌が繁殖してそう。それはそうとして掃除はしろ。
また別のところでは、「部屋に現れたゴキブリがベッドの上を歩いてくれたのでシーツを捨てた」という話も。
捨てるのはやりすぎでは、と思いつつも、上記の二つと合わせて考えると、ピンとくるものがありました。
「穢れ」の概念です。
これらに共通する嫌悪感が「穢れ」なのではないでしょうか。
昔々その昔、まだパスツールが細菌を発見するまでの、目に見えない小ささの生物が病原体である、ということをまだ人類が知らなかった頃。
人々は「穢れ」を祓うことで病気を回避できると考えられてきました。
もちもん細菌やウィルスは「穢れ」の一種で、禊はそれを水などで洗い流す行為ですから、禊によって一部の病気を回避することができていたのでしょう。
そして、人々はそれに気付いていたのでしょう。
ではなぜ「穢れ」を感じることができるのか。
それは「そうしたものに忌避感を覚える個体が生き残ってきたから」ではないでしょうか。淘汰圧ってやつです。
人体から離れたもの(髪とか爪とか)を忌避する個体は感染症にかかる可能性が低くなり、結果的に忌避する傾向のある個体が生き残った。
ゴキブリも感染症を媒介する害虫です。サルモネラ菌などを媒介しているそうですよ。
そう考えると、(主に衛生的な理由による)忌避感が「穢れ」の正体なのではないでしょうか。
一昔前の過剰に放射性物質を怖がってガイガーカウンターを携帯する方々、最近のコロナウィルスを過剰に忌避して何でも消毒しようとする方々は、ある意味で最も生存に適した形質を持った方々なのかもしれません。
ただまあ、その「穢れ」の正体がわかっていて、病気にならない方法もわかっているわけですから、過剰に怖がらず、かと言ってみくびりもせず、適切に対処していきたいものですね。
個人的作業用BGM動画まとめ
最近は作業中にYoutubeで音楽をタレ流しにしていることが多くなってきたのでまとめておきたい。
沢山の人に、自分が好きなものを知ってもらいたいな、という意図もあり。
作業用BGMに求めること
個人的には以下のことを求めがち。
多分、他にも同様のことをBGMに求める人も多いのではないでしょうか。
- 歌詞がないこと
- 特に日本語
- 言葉が入っていると、それに考えが引っ張られてしまって、作業に集中できないので
- コーラスだとかは大丈夫
- なるべくテンポが早いこと
- ゆっくりなテンポだと眠たくなるので
- BGMを求める段階にある場合、すでに集中力が切れているので、テンポの勢いで作業を進めたい
- 騒がしすぎないこと
- テンポと相反するが、単位時間あたりの情報量が多いようなのはきつい
- ユーロビートとかはちょっと騒がしすぎる
- 音色が少ないほうが嬉しい
主に以上の条件を満たしているようなものだと、だいたいゲームの戦闘BGMの演奏してみた系動画に行き着きます。
おすすめしたい動画
演奏者でおすすめ
まらしぃさん
言わずとしれたピアニストさん。ニコニコ全盛期くらいのときから存じ上げておりました。
アニソン、ボカロカバーや東方のBGMも多くて、仕事始めにテンション上げるのに丁度いい。
生放送もちょくちょく見てます。
1時間近くノンストップで引き続けられるなんて、体力もとんでもない。
東京アクティブNEETsさん
ジャズバンドのグループ。東方曲でとても有名な様子?生放送もちょくちょく見てます。
最近は秋田のしょぼーんさんが東京からの配信に遠隔参加されていて、技術の進歩を感じさせてくれます。(しかしやっぱり遅延がどうしても壁になるようですが…しょぼーんさん視点のツイキャス配信も見ると、しょぼーんさんがめっちゃ頑張ってリズムが合うようにドラムを叩いているのが伝わってきます)
とにかくみんな楽しそうな感じがすき。
しゃみおさん
三味線プレーヤー。ゲーソン系の演奏が多いのでリピ率も高いです。
いいですよね三味線。三味線だけでいい感じの雰囲気が出せてしまうのがすごい。
Dr. PEZさん
ゲーソンのカバーをよく聞かせていたいてます。
とにかく演奏のクォリティが高く、リズムに乗りやすいのがすごい。
ギターもキーボードもできちゃってすごい。
FreddeGreddeさん
こちらも方もゲーソンのカバーをよく聞きます。
お一人で複数の楽器を演奏したり、コーラスを入れたりしていてとにかくすごい。どうやったらあんなに楽器に習熟できるのか。
そして毎回コスプレも手が込んでいて感服することしかり。動画作る情熱がすごい。
SLS Musicさん
台湾の方の様子? アニソンの演奏が多く、そして個人的に好きな梶浦由記さんの曲(SAOの劇伴なども作られている)が入ってくることも多いので好き。
個人的にピアノやバイオリンの音色が好きなので、この方の演奏動画はだいたいツボ。しかも更新が頻繁で飽きない!
Ayasaさん
最近自動再生でたまたま出てきたので初めて知った方。
演奏技術もさることながら、衣装も手が込んでいてすごい。
リズムの乗り方がすごく楽しそうで好き。
ジャンルで選ぶなら
ポケットモンスターシリーズ
子供の頃から好きです。BW以降はやってないですが、なぜかストーリーとBGMはよく知っているという。
悪の組織戦、伝説のポケモン戦、ラスボス戦のBGMがおすすめです。集中力がないときに無理矢理でも手を進めるのに効果的。
色んな人が演奏してるのもあれば、プレイ動画もあって、耳が飽きません。
Rez
マイナーかもですが、PS2で大好きだったゲーム。シューティングゲームです。PS4は、このRezのリメイク版をやりたいがために買いました。
これはサウンドトラックを購入したのでよく聞いてます。
Area 1のBGMはテンポも早くリズムに乗りやすいので一番オススメ。
BGMがよかったらぜひゲームもやってみてください。ボタン操作がパーカッションになるので、攻撃するたびに自分が音楽を演奏している気分になれます。コントローラーの振動にも注目。
Final Fantasy シリーズ
実はFF Xしかやったことがない(しかも途中まで)。でも曲はよく知ってる。
これもたくさんの人が演奏されているので、よく耳を楽しませてくれます。
戦闘BGMはどれもテンポが良いので、作業を続けるのにも良い感じ。
個人的にはFF7 ACの更に闘うもの達のピアノアレンジがドツボだったので、ピアノアレンジが好きです。
東方Projectシリーズ
実はゲームはやったことがない。でもキャラとか曲はよく見るので知ってる。
メドレー系のアレンジがたくさん出回っているので、曲の切れ目が集中を邪魔したりすることもなく、長時間、勢いよく仕事をしたいときに聞くことが多いです。
ただボーカルアレンジも多いので、自動推薦に任せていると、期待しないものを引くことも。
ゼルダの伝説シリーズ
夢を見る島DX、不思議の樹の実、時のオカリナはやりました。GBシリーズの方が操作が簡単なので好き。
シリーズ通して名曲揃いなため、演奏してみた系の動画も多く、これも集中を維持したいときに聞くことが多いです。
メダロットシリーズ
残念ながら動画が少ないのですが、これも好き。
ナンバリングタイトルは、一部を除いて戦闘BGMは伝統的にメダロット1の戦闘BGMが踏襲されているので、アレンジがたくさんあって飽きません。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
Youtubeで聞けることが多いのは、XとSpecialのBGMとテーマソングでしょうか。
これもそんなに数がないので残念。もっと増えて欲しい。
演奏してみた系動画の文化が好きなので、いつもお世話になっている感謝を込めながら、もっと流行ってほしいなー、という願いも込めつつ。