Kikuchy's Second Memory

技術のこととか、技術以外のこととか、思ったことを書き留めています。

感情処理のはなし

エンジニアは情報処理が得意だったりしますが、人間として生きていると感情処理もしていかないといけません。

 

 

 

昔から他人にネガティブな感情を向けるのが苦手です。

 

そりゃ、そんな感情を他人に向けないに越したことはないのでしょうが、それを差し置いても苦手です。

どうしても怒らないといけない時があるかも知れません。

そんなときも怒れる気がしないのです。

たぶん、ははは仕方ないよ、と言うのが精一杯だと思うのです。

 

自分の中だけで感情が暴れていて外にエネルギーが出ていかないので、なんとなく自分が磨り減っているのでは、という感覚はあります。

しかしそれを避けたいという気持ち以上に、他人にネガティブな気持ちを向けた結果、自分にネガティブな感情を突きつけ返されるのが怖いのです。

 

要は意気地無しということなのですが。

 

多分、感情をぶつけ合って、その末に仲直りするのがベストなのでしょう。

ところが仲を直す方法がわかりません。

 

きょうだい喧嘩などは昔よくしましたが、お互いその感情が一過性のものであることはわかっていたので、何をせずとも仲は良くなっていました。

きょうだいほどよく理解できていない人に対しても、それを求めて良いのでしょうか。

 

もしくは感情のぶつけ合いの末に決裂することもあるかも知れません。

そうなるなら、それまでの相手だったと割り切ってしまうのが良いのかも知れませんが、それによって自分の立場が悪くなるようだと、それはそれで別の恐ろしさがあります。

 

自分の中で暴れ続けるエネルギーをどうしたら良いのか、

この意気地無しをどう正せばいいのか、

今抱えているこの感情をどう処理したら良いのか、

未だにわかっていません。