『一つの大陸の物語』読書ログ(2/100)
一つの大陸の物語<上> ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~ (電撃文庫)
- 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/03/09
- メディア: 文庫
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かねてより楽しみにしていたアリソンシリーズの最新刊です。
キノの旅の頃から時雨沢恵一の文章が好きで、中学生の頃からずっと追っかけてます。
読んだ感想:
伏線の張り方が非常に面白くて好きです。
「わかりやすい伏線」と「隠された伏線」があって、前者がある程度わかりやすいせいで、後者がどうしても見落とされがちになりますね。狙ってやってるんでしょうけれど、このフェイントが読後の意外感をもたらしてくれるので気に入っています。
地の文の語り口も好みです。完全にはキャラに入り込まない三人称というのでしょうか。
また、総じて登場人物たちの頭が良い。作者の頭もよく回るのでしょうか。羨ましいです。
ラノベが続いたので、次は普通の小説を読みます。
でも学校の図書館に『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』が置かれていないんですよね。読みたいのに。
そのうち、近所の市民図書館を訪ねてみようと思います。