Kikuchy's Second Memory

技術のこととか、技術以外のこととか、思ったことを書き留めています。

勉強会用の発表動画を作ってみた

flutter-jp.connpass.com

こちらの勉強会に登壇させていただいたんですが、「事前に動画で発表を収録して公開」という珍しい形式で、そのために動画の編集などに初挑戦したので記録を残しておきたいと思います。

勉強会後に書いてますので、反省点も込みで。

企画

そもそも、まずはどんな動画にするのかの企画が大事でした。
今回は普段の勉強会の発表をベースに、発表をそのまま収録した形にした動画になりましたが、それ以外の形式を考えつけていないだけです。

多分やり方としてはいくつかあって、

  • スライドは見せず、いわゆるYoutuberっぽく、人 or アバターがメインで映って喋りまくる。補足説明の字幕や画像を出す
  • コードリーディングやリアルタイムデモを収録する。これも補足説明の字幕や画像を出す
  • スライドを見せて話す。その際も、喋っている人を画面に映すか映さないかは検討が必要

こんなパターンがあるんじゃないかなと、他の方の発表を見て思いました。

個人的には次はデモの収録をするパターンを試したいです。
顔を出してもいいですが、背景とかも気になってきてしまうので、mhidakaさんの羊のようなアバターが欲しくなってくるところです。


また、勉強会中の会話はTwitterのSpacesで副音声形式が可能な形で行っていたので、解説を入れる間だとかは予め設計しておいた方が良かったかもしれません。
新規の情報を両耳からいれて聞き取るのって結構難しい。

収録

今回は音声だけを先に収録し、音声タイミングにあわせてGoogle Slideで作ったスライドを画像出力したものを張り合わせて作っています。

ツール類

  • Google Slide
    • スライド作成
    • png画像をエクスポートできるので、それで画像を作った
  • QuickTimePlayer
    • 音声収録ができるので、その機能を使用

企画によっては以下のツールも使えるかもしれない

  • mmhmm
    • 画面キャプチャ内容にカメラの映像をリアルタイム合成するやつ
    • 要はスライドと自分の顔を同時に録画可能にしてくれるってこと
  • OBS
    • 複数の映像ソースの合成など
    • mmhmmよりもっと凝ったことをしたいときとかに使うかも

編集

言い直した部分や無音が長すぎる区間は当然消しておきたいですよね。
あと私は「えー」「えっと」「まぁ」とかのフィラーをしょっちゅう言いがちで、音声収録したりするとそれが目立って仕方ないので、フィラーも取り除きたい。

ツール類

  • Vrew
    • テキストをBackspaceで消すように動画や音声のカットができるという、画期的な動画トリミングツール
    • これがなかったら多分編集が間に合ってなかった
    • 言い直す前の部分はこれでバッサリ削除
    • フィラーが認識されていればそこを消すだけ。されていなくても、ワードに対応する音声を編集できるので、フィラー部分を改めて切り出して削除、ということが可能
    • 動画を字幕付きで出力することも可能
    • 無音区間も無音として認識してくれるので、それをバサッと消せばYoutuber動画でおなじみの息継ぎをしないテンポ感にできる
  • Adobe Premiere Pro
    • お試し版を使いました
    • ベーシックな機能しか使ってなかったので、もしかしたらiMovieで十分だったかも
      • Premiere pro以外は字幕編集が弱い、という話も聞いたので、場合によっては十分じゃないかも
    • 勉強会のためだけにライセンスを維持し続けるには高すぎるので、必要な月だけサブスクする感じになるかな…
    • もしくはもっとシンプルな動画編集ソフトがあればそれでも良いかも
  • Adobe Audition
    • BGM素材をループ化させるために使用
    • 元々ループできるように作られたBGMなら、GrageBandとかでループ化させた素材を用意しておいても良いかもしれない
    • というかそれだけならiMovieでもできたりするんかな・・・しらんけど

流石にPremiere Proは検索するとすぐに情報が出てくるので、初めて使ったにも関わらず、スムーズに編集作業ができました。

素材類

今回が画像に関しては何もしていません。
音の素材だけ。

馴染みがある感じにしたかったので、有名所のYoutuberの方々がよく使っている素材を探してきました。
「Youtuber SE」とかで検索すればいくらでもでてきます。

BGMのトラックはボリュームを落として控えめに。



あとは出力しておしまい。


Vrewはほんとに便利だったので、機会があれば使ってみてください。UIも直感的で使い方もすぐわかりました。おすすめ。